ミライアカデミーで育んだ力が背中を押した
- ミライアカデミー事務局
- 6月22日
- 読了時間: 3分
〜自分の言葉で「平和」を伝える 一歩輝くんの挑戦〜
今年の6月23日、「慰霊の日」に行われる沖縄全戦没者追悼式で、 「平和の詩」を朗読するのは、豊見城市・伊良波小学校6年生の城間一歩輝(いぶき)くん。
なんと、去年とみぐすくミライアカデミーを受講していた卒業生です!
彼の書いた詩『おばあちゃんの歌』は、 戦争体験者であるおばあちゃんの歌をきっかけに、話を聞いたり歌詞の意味を自分で調べたりして書き上げたもの。
「戦争が終わって80年経っても、まだ人を苦しめていることを伝えたい」
そんな強い気持ちを、自分の言葉で伝えようとする姿に、とても心を打たれました。

ミライアカデミーでの一歩輝くん
一歩輝くんがミライアカデミーに参加したのは、小学5年生のとき。 とにかくバスケが大好きで、クラブチームにも通い、休日もバスケの練習三昧! 元気いっぱいな男の子でしたが、当時は「自分の意見をはっきり言うのはちょっと苦手かな?」という印象もありました。
お母さんからは、こんなお話も伺っていました。
「3人兄弟の真ん中で、手がかからないタイプ。でも、もしかしたら周りの期待に合わせて行動しているだけかも…と思うことがあるんです。 本当はどう思っているのか、ゆっくり聞いてあげたいけれど、なかなか時間がとれず、もどかしく感じることもあって。 とみぐすくミライアカデミーなら、自分の気持ちや考えを人に伝えられるようになるかもしれないと思って応募しました。」
半年間のプログラムでは、仲間と一緒に考えたり、自分の意見を発表する機会がたくさんありました。
その中で、一歩輝くんが「自分の考えを伝える怖さ」や「人前で話すことへの恥ずかしさ」を少しずつ乗り越え、どんどん自信をつけていく姿がとても印象的でした。

「挑戦してみます」と、自分で決めた
「平和の詩」の朗読をお願いされることが内定したとき、 一歩輝くんは、大勢の前で詩を読むことができるかどうか、自分で返事をする必要があったそうです。
そのとき彼が言ったのは、
「ミライアカデミーでも発表できたから、詩の朗読もできる。挑戦してみます。」
という言葉でした。
この話を聞いたとき、私たちスタッフも胸が熱くなりました。 練習のとき、緊張しながら一生懸命発表していた姿が思い出されて、 あの経験が、今こうして大きな挑戦につながっているんだと思うと、本当にうれしくなります。

ミライアカデミーで育てる「挑戦する力」
ミライアカデミーは、こどもたちが「自分で考え、選び、やってみる」力を育てるスクールです。
大人が答えを与えるのではなく、自分たちの言葉で考えをまとめて、仲間と協力して発表する。 その積み重ねが、こうして“未来に声を届ける力”へとつながっていきます。
気になった方は、ぜひ体験会でお会いしましょう! 一歩を踏み出すきっかけ、ここにあります。
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